医学雑誌より主にメンタル系を部分的に訳しています

言語症 / 言語障害

Case 1-2017 — A 70-Year-Old Woman with Gradually Progressive Loss of Language

 

A 70-year-old woman presented with gradually progressive aphasic impairment of word finding, object naming, and word comprehension; other areas of cognition were mostly intact. A clinical diagnosis was made, and additional tests were performed.

 

症例1-2017 徐々に言語の喪失が進行する70歳の女性

 

70歳の女性は徐々に言葉の解釈、物の名前や言葉の理解が欠落する進行性の言語障害である。認知の他分野はほとんど損なわれていない。臨床検査が行われ、さらに追加の検査が行われた。

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMcpc1613459

 

参考)言語障害失語症の違い

言語障害Language Disorder:

言語の適切な理解と表現が困難な病態(状態)を言う。『DSM5』では言語症も併記されている。

言語障害には、「音声機能の障害」と「言語機能の障害」とがある。前者は、音声、発音、話し方についてであり、後者は、表現や理解についてである。

 

失語症aphasia:

高次脳機能障害1種であり、主には脳出血脳梗塞などの脳血管障害によって脳の言語機能の中枢(言語野)が損傷されることにより、一旦獲得した言語機能(「聞く」「話す」といった音声に関わる機能、「読む」「書く」といった文字に関わる機能)が障害された状態である。

「聞く」「話す」「読む」「書く」全てのモダリティが障害される。よって、構音器官の麻痺などによる運動機能障害、先天的な構音器官の奇形などによる器質性障害など所謂構音障害とは異なる。また、声の出なくなる失声症などとも異なる。

 

ウィキペディアより抜粋